イタリアハネムーンの体験談 - ハネムーンなら絶対イタリア!ハネムーンエクスプレス


イタリア・ハネムーン体験談


ハネムーンエクスプレス(イタリアエクスプレス)をご利用頂きましたハネムーナーのお客様からの体験談です。


    A.K.様より ミラノ・ベネチア・フィレンツェ・ローマ 10日間旅行

イタリアハネムーンへ行ってきました

秋の三連休を狙って、春先より計画をたてていたハネムーン。
主人はサッカー観戦希望で、私はカプリ島の青の洞窟を目当てに、そしてイタリアが初めての主人にはフィレンツェとヴェネツィアは必須と考え、イタリア縦断の旅を計画しました。
サッカーはローマかミラノが大きなスタジアムがあるため、どちらかの都市は必須。
ということで、担当者の方と色々連絡を取らせていただき、なんとか全ての条件を盛り込んでいただき
最高のプランニングが完成しました!!

団体ツアーでは体験できないいいとこどりのオリジナルプランです。
団体ですと大体の方が「イタリアのご飯は日本人に合わない」とおっしゃいますが、それは間違っています。
ツアーでは食事が含まれており、自分達で好きなところに行くことができないからだと思います。
地元の人が行く、イタリア本場の食事を味わえばイタリア料理は日本のそれとは違い、より美味しいものだと気付くはずです。
もちろん初めてイタリアに行かれる方は団体旅行ですと色々なスポットに効率よくまわれるので良いかと思います。
ただ、行きたくない場所にも行ったり、なかなか旅程がタイトだったりします。自分達のペースで、いたい場所にいたいだけいれるのが個人旅行の醍醐味だと思います。

これからイタリアに行かれるご予定の皆様へ、少しでも参考になればと思い体験談を書かせて頂きます。

■ 1日目(ローマ:メトロポールホテル)

イタリアハネムーンへ行ってきました

最近何かと話題のアリタリア航空で成田からローマへ。
シートは数千円の追加料金でコンフォートシートで事前にチェックイン♪
長時間のフライトなので足が伸ばせますし、ビジネスよりも断然安いのでおすすめです★
現地時間で夜19:00頃、ローマに到着。
ゲートには見るからにイタリア人!!という姿の(おでこにサングラス、ワイシャツは第3ボタンまで開いている…笑)運転手の男性を発見。
見るからに明るくて陽気なおじ様。
「English? Italian?」と聞かれ、「Italiano!」と答えるとエンドレスにマシンガントーーーーーーク。
運転中もずっと後ろを向きながら一生懸命話してくれるのは嬉しいけれど、
少々…いや、だいぶ運転は怖かったです^^;

なんとか無事にホテルに到着。
そこには日本人ガイドさんがお出迎え♪ 笑顔が素敵な女性です。
運転手さんともお知り合いで、少しお話した後にフロントへ。
「Luna di miele(新婚旅行)!!」とアピールをしてお部屋をグレードアップして下さいました^^

ローマ・ホテルの室内

お部屋はバスタブつきのキングサイズベットのあるデラックスルーム。
お湯も問題なく出ますし、なんといっても清潔で高級感もあり○。

以前学生時代にツアーで泊まったホテルはなんだったんだろう?!と思うくらいの違いでした!笑

この日は夕食に繰り出そうと思いつつも、時差ボケもあって気づけば爆睡…zzz,

■ 2日目(ローマ:メトロポールホテル)

ホテル・朝食のレストラン

時差ぼけからか朝6:00起床。朝ごはんは1階のロビー奥。
パンとコーヒーだけかなと思いきや、フルーツ、サラダ、ジュース、チーズ、ハムなどパンも種類豊富でよかったです。
カプチーノが美味しくて毎朝2杯飲んでいました~
朝食後にフロント奥のソファースペースでゆったりガイドさんを待ちました。シャンデリアも綺麗で、ここで撮った写真もとても綺麗でした。

今日は9:00にガイドさんとロビーで待ち合わせ。
ローマの見所を1日で回れるだけ回っちゃいましょう!!という1日でした。
ヴァチカン市国→サンタンジェロ城→ピアッツァナボーナ→パンテオン→Area Sacra→カンポディフィオーリ→昼食→真実の口→元競馬場→コロッセオ→フォロロマーノ→ヴィットリオエマヌエーレ2世広場→トレビの泉→スペイン広場…
昼食の2時間を除き、6時間以上歩きっぱなしでしたw
移動はバスか歩きだったのですが、結局すべて最短ルートで回っていただけたのでガイドさんにはとっても感謝しています!

バチカン・サンピエトロ広場にて

何回か来たことのある私も、やはりツアーですと細かい説明が聞き取れなかったりするので、今回プライベートガイドとして随時質問にも答えていただきながら観光が出来たのでとても充実していました。

主人もサン・ピエトロ寺院の内装にはえらく感動しており、イタリア好きにさせたい私としては目標に向けて掴みはばっちりだったようです。

ランチは、ガイドさんお勧めのローマ名物カルボナーラパスタが美味しいレストランへ。
開店前にも関わらず早めにいれていただきました!
Antipastoで頂いたパンとトマトの和え物がヒットで、本日のお勧め手打ちパスタも美味。
カルボナーラは少々塩辛い印象。主人はとっても気に入った様子でした。
湿度の違いか気候の違いか、イタリアでは炭酸がとっても飲みたくなりました。この日は食事と共にプロセッコを頂き、ガイドさんとも話が盛り上がりながらのあっというまの2時間ランチでした。 お世話になったガイドさん、本当にありがとうございました!!

ガイドさんとお別れした後は、スペイン広場からコンドット通り(ブランド街)をブラブラ。
自分へのお土産も買いつつ、くたくただったので電車でホテルの最寄り駅へ、そして無事ホテルについてしばし休憩。土地勘のいい主人で助かりました。

夜はガイドさんに教えていただいたホテル近くの「Strega(魔女)」というレストランへ!

ガイドさんのお勧めレストラン

ローマピッツァ、スープ、サラダすべてお勧めをオーダー。ピザはパリパリで具沢山でとっても美味しくいただけました♪ただ、1皿の量が多いので1つずつの注文で2人でちょうどよかったです。

ローマ風ピッツァ

レストランでのデザート

最後にあと少しだけなにか欲しくてチーズ盛り合わせを注文すると、5人前くらい出てきて食べ切れませんでしたが…w
大満足な1日でした。

■ 3日目(ローマ:メトロポールホテル) 本日のメインは、主人のお目当てであるサッカー観戦。
13:00にまた初日と同じ運転手さんとホテルで待ち合わせだったので、午前中は自由行動でした。
前日にガイドさんから「毎週日曜日は12:00-12:15までローマ法皇が窓から直接顔を出されて説教してくれるんですよ」と教えていただいていたので、せっかくなので見に行くことに~!

周りには十分に警戒をしつつ慣れない電車に乗ってまずはLepanto駅へ。
そこからテクテク歩くとサンタンジェロ城があり、そこへ昇るとヴァチカン市国とローマ市街が一望できます!

サンタンジェロ城からのパノラマ

本当は城内にあるカフェでランチし、ヴァチカンへ向かう予定でしたがあまり賑わっていなかったので予定変更!ヴァチカンの近くでランチすることに。
歩いて移動できる距離なのですが、気づけば雨が…やむかなーと思いきやどんどん強くなり、そうすると面白いことに傘やカッパをもったアラブ系の方々が一斉に現れました!
ここぞとばかりに売り子さんを始めたようです。結局私達も近くのお店でちょっとまけてもらってカッパを購入。
ランチの後、強くなる雨の中、ローマ法皇を一目見ようとヴァチカン内へ!気づけば人人人人ーーーの大騒ぎになっていました!!
さすがローマ法皇ともなれば雨など関係ないんですね!人がいすぎてヴァチカン市国自体に入るのも一苦労。12:00に法皇が顔を出されたときは「うわぁあああ!!」という歓声が沸き起こりました^^

日曜日の法皇謁見

なかなか聞き取りは難しかったですが、この雰囲気を味わえただけでもきてよかったです。日曜にヴァチカンに寄れる方は是非行ってみてください♪

さて、13:00に待ち合わせで本日メインのサッカー観戦へ!旅行社からもスタジアムはかなり危険なので手ぶらで行くように!と釘を刺されておりましたのでチケットと少々のお金をポケットにしまって手ぶらでいざ出陣。

15:00からの試合だったのでだいぶ早く着いたのですが既に人がぱらぱら。
ローマがホームであるラツィオvsキエーヴォ(ヴェローナ)。意外と人少ないのかなーと思っていましたが気づけば7万人収容のスタジアムがほぼ満席!
キエーヴォのサポーターはさすがにあまりきていませんでしたが、ラツィオのサポーターはすごかった。
キエーヴォの選手がボールを所有していると、爆竹が5発ほど?あがったり、そのために入場規制もしており、規制解除されたあとも赤い火花や煙があがる花火?のようなものを使っておおはしゃぎ。
彼らは、私達が入り口で受けたような入念なセキュリティーチェックをどう掻い潜ってきたのかいまでも不明です。
ペットボトルの飲み物でさえ蓋を没収されたのに…

これぞセリエAか!!というような盛り上がる試合で、ラツィオが3-0で快勝!!
得点の瞬間の盛り上がりは地響きがなるほどで、チーム歌を歌ったり十分すぎるくらい雰囲気を味わうことが出来ました。
そして私達はわりといい席を選んでいたのでとても安全に観戦することが出来ました。
ただ、値段がチケットにかいてあったのですが、お支払いした値段とかけ離れていたのでそこは少々…手数料が割高に感じました。
求めていた選手の名前入りユニホームは販売していなかったため、タオルのみ購入。

帰りの送迎車で運転手に聞くと、爆竹などは日常茶飯事だそう。
運転手さんはローマチームのファンなのでラツィオへの罵倒が激しかったです笑。
ですが、なぜか帰りにローマチームの旗を主人にとプレゼントで頂きました!!
こうした人情味あふれるあたたかさに触れ、イタリアの国民性に惚れ直した瞬間でした。

ホテルに戻ったのは17:30。
休憩後にさきほど買えなかったユニホームを求めてローマ三越へ。他のお土産も買い、夕食へ。

夕食はイタリアンエクスプレスお勧めのマトリチャーナ。

ローマ・レストラン・マトリチャーナ

感想では、名物の「アマトリチャーナ」はチーズ臭が強めで日本人向きではないと書いてありましたが、私にとってはとっても美味!!
ローマ・レストラン・マトリチャーナ 人によって感じ方は違いますよね^^
日本ではあまり食べられないブカトーニパスタとトマトソースがよく絡み、美味しかったです。

イタリアに来てから毎晩ワインを飲んでいます(笑)

■ 4日目(ローマ→ナポリ:ルネッサンスメディテラネオ)
8:45発のAltaVelocitaに乗り込み、いざナポリへ!!
イタリアかぶれの私にとって、ローマ以南は生まれて初めてということもあり、テンションがだいぶ高め。
中央駅のMr.Paninoでパンとコーラを買って列車の旅がスタート♪
ハネムーン特典として、2等車から1等車へグレードアップして下さったこともあり、とっても快適!!
車内販売のジュースもフリーで、日本でいうグリーン車のような感覚でした^^

初めてのナポリで、治安もよくないと噂を聞いていたので不安もあったのですが、9:55ナポリ中央駅で列車を降りるとすぐに「○○さん?」と声を掛けてくれた女性が!
この方がガイドさんでした。駅をふらふら彷徨わなくてはいけないかなーと気を張っていたのですが、列車を降りてすぐの声がけだったので安心しました。
ガイドさんには席番号まで伝わっているようでよかったです^^

さて、ここで安心してはいけません。ナポリでは細心の注意を払わなければならず、次は駅からホテルまではタクシー。
ガイドさん自身、慣れているとはいえ駅周辺にいるタクシーは悪い人(ぼったくろうとする等…)が多いので交渉で喧嘩をするかもしれないと注意喚起されるほど。
幸い、私達のタクシーは見た目は強面の大男ですが、しつこいぼったくりではなかったので無事にホテルに到着しました。
といっても初期設定のメーターが高かったのでガイドさんが注意してくださったのですが…。
一言で表すと、ナポリはローマ以上に「カオス」だということ!!
道も石畳が波打つようにぼこぼこしており、車でもだいぶ揺れます。車線なんてほぼないに等しいので絶対運転はやめておいたほうがいいと思われる地域です笑。

そんなこんなで、ホテルに到着。
エントランスには一際目を引く人面の巨大なオブジェが…。

ナポリ・ホテル前

こちらは、ジェンナーロというナポリの聖人を模したものだそう。
ホテルのロビー内にも同じ顔が小さいのから大きいのまでたくさん展示されており、聞いたところによると、少し前に展示会があったのですが期間終了後もなぜかずっと展示されているのだとか…
メディテラネオ・ロビー内

気に入ったんでしょうかね~さすがイタリア!笑

チェックイン後、いよいよ私の念願のカプリ島へ~!!!
と思いきや、カプリ島行きの高速船チケット売り場に並んでいると、同じく新婚旅行?の日本人カップルに「今日は青の洞窟は1日閉まっているらしいですよ」といわれ、
即座に「私はカプリを楽しみにしてきたので、今日と明日の予定を逆にしていただけませんか?」とガイドさんに相談。
そういうことならと、今日1日はアマルフィツアーへ変更にしていただきました!
こういう融通が利くところも個人旅行の醍醐味です^^

旅程では、高速船で行く予定でしたがガイドさんの勧めで車をチャーターすることに。
アマルフィといえばアマルフィ海岸ですもんね!あの美しい海岸をドライブしなければ意味がありません♪さぁ、いざアマルフィへ!!
これまたガイドさんの勧めで、道中、ソレント、ポジターノ、エメラルドの洞窟も回ってくださいました。

もうお昼だったのでランチはソレントのガイドさんお勧めのレストランへ。
ソレント・レストラン

Villa Rubinacciというお店で、ホテル併設の可愛いレストラン。飾られている寄木細工の絵が素晴らしかったです(ソレントの名産だそう)。
素晴らしかったのはそれだけではありません!!
それはお料理。
Spaghetti alle cozzeは本当に絶品で、本旅行で最高に美味しかった!

ムール貝のパスタとニョッキ

ベスト1だね!と主人とも一致しました。さすが地元を良く知るガイドさん様様です^^
それもお値打ちの8ユーロ。他の場所でこんな値段で同じメニューを頼むと15ユーロとかしてしまうそうです。
それもこの味を頂けるなんて、これを食べるためにまたここに来ようと決めたくらいです(笑)。
その他にはトマトソースのニョッキ(日本より小さめ。そしてクリーム系じゃないのにびっくり)、ズッキーニの花の中にリコッタチーズを入れて揚げたもの(実はローマでも食べましたがソレント圧勝)、も美味で、Proseccoと一緒に優雅なランチタイムを過ごせました^^

時間の制限があったのですが、中央広場も少し見れて、本当に断崖絶壁の上にたっている街なんだなーと再認識。
寄木細工のお店も多いリゾート地でした。

ランチ後はポジターノへ。色とりどりの家が海岸沿いに建っていてすっごく素敵♪
写真スポットでは、運転手さんが機転を利かせてブドウを買ってくださり、見晴台でパクパク♪
なんかこんな時間も好きです。
天気もよくて景色をたっぷり堪能できました!

その後、青の洞窟の保険?としてエメラルドの洞窟に入ろうとするも、快晴なのですが風が強く波が高いので断念…
この分だと青の洞窟は×でしょうと。。。まぁよかったとしましょう。

さてさて、ようやく目的地のアマルフィへ!
予想よりこじんまりしていてとっても可愛い街で、街中はレモン柄の陶器やお土産やさんが建ち並んでおり、とっても黄色が効いて明るい雰囲気で素敵な空間でした。

アマルフィのビーチ

紙も有名とのことで、レモンチェッロの作り方と絵がデザインされた上質紙などお土産を購入。
お菓子やさんでは、伝統菓子Delizia al limoneも。

アマルフィ名物のお菓子

旧市街入ってすぐ右側にあるお店なのですが、お菓子よりもさらにアイスコーヒーが氷入りで甘くて美味しいのでお勧めです♪

アマルフィの中心にあるお菓子屋さん

帰りは高速でナポリへ。
車内では運転手さんがナポリ民謡を流してくださり、まさかの最後にプレゼントしていただきました!!
ローマでもそうでしたが、イタリア人のこういった優しさに触れると益々イタリアの虜になってしまいます><

ホテルに戻り休憩後は、夜の街へ~。頑張って少し歩いて、地元の若者のデートスポットサンタルチア港付近までいってきました。
夜道が怖かったので女性同士だとあまりお勧めできないかもしれません。
夜景は噂通りとっても素敵~!レンタサイクルで楽しそうにしている地元カップルもみかけました。

道に迷いながらも、ガイドブックに掲載されていたレストランGusto e Gustoへようやく到着。

夕食のピッツァ

いままでの静けさが信じられないほどの観光客?で混み合ってにぎやかでした。
ピザ、サラダ、を無難に頂き、デザートは伝統菓子Babaをオーダー。
巨大なきのこみたいな面白い形で、フランス菓子サバランを彷彿させるようなアルコール漬のスポンジお菓子。
まず臭いから…んん?!シンナーみたい・・・・
残念ながら我々の舌は受け付けてくれず、
その後にウエイターにTutto va bene?ときかれたので Scusa...Non mi piace...というと、レモンチェッロならぬ、メロンで作ったメロンチェッロをサービスしてくれました!
その心遣い素敵!そしてそれがとっても美味しかった♪
お口直しのデザートにもってこいでした。

■ 5日目(ナポリ:ルネッサンスメディテラネオ)
前日の夜に青の洞窟に入れますように。。。と神様にお祈りをしていたのですが。。。
目覚めるとまさかの雨;;
まだやむかも知れないと、最上階の朝食で景色を眺めていると、段々晴れ間が?!
もしや!!と思いつつ、ガイドと待ち合わしているロビーへ。
しかし、10分ほど時間をすぎても来ず、15分ほど遅れてガイド到着。そのときは信じられないほどの大雨でフニコラーレが運休だったりで遅れたとのこと。

「青の洞窟は無理無理」と連呼されましたが、私はそのためにナポリにきたといっても過言ではないので
(青の洞窟に新婚旅行で来るのが夢だったので…)
粘り粘って、とりあえず高速船乗り場へ。その頃には雨もやんでいました。
港につくと、時刻表が真っ黒。「あ、船さえでてないですねー」とガイド。
悔しくて、「でもチケット売り場に並んでる人がいるので掛け合いましょう!」といってチケット売り場へ
やはり船は普通に運行しているそう!!ほらみたことか!笑
「でも行っても帰ってこれないかもしれないのでその話も聞いてみます」とガイド。 いざ我々の順番になって、カウンターにその旨聞いてみると「帰りは船がでる見込みが立っていない。。。」とのこと。
あぁ…ここまで粘っていけないなんて…本当に本当に悲しかったですが、カプリ島専門のガイドさんということで、やっと諦める事に。。。
青の洞窟に来ることを楽しみにしていた私に
「次回イタリアに来るときはカプリ島に宿泊しよう」といってくれた主人。
次回の目的が明確になったのでこれも運命と考えました。

さて、では今日は何をしよう?色々候補を出していただきましたが、ポンペイ遺跡観光をチョイス
。中央駅まで行って電車で移動だったので、まずは中央駅まで路面電車で移動。これもまた貴重な経験でした。
そして駅到着後、電車をみてびっくり!!きききき汚い・・・・w。

ヴェスヴイオ周遊鉄道

スプレーで全面ペイントされた電車になにも住民は感じないのだろうか…
むしろこういったある種の芸術作品なのか…
1時間ほど電車に揺られ、ポンペイ近くの駅に到着。

ツアーだと違う駅に着くらしいのですが、電車の時刻の関係で少し違うところに着いた模様。
もうランチの時間だったので、せっかくだから美味しいものを食べたい!とリクエストすると、たまたま近くにミシュラン掲載の素敵なレストランがあるとのこと♪
いくいくー!!

名前はPrincipe。ちゃんとミシュランの張り紙もしてありましたー。

ポンペイレストラン

名前はPrincipe。ちゃんとミシュランの張り紙もしてありましたー。
内装も豪華で、クリントン元大統領などVIPが訪れた写真もたくさん!
高級レストランにもかかわらず、お値段は良心的で、お料理も拘っているものが多く、もちろん美味!!
Paccheri(平べったい巨大なマカロニパスタ)は初めて食べました。

パッケリのパスタ

他にも南イタリアのレモン風味リゾット、ニョッキ、Antipasto mistoにはモッツァレラチーズの燻製があるなど全てが美味しかったです!
あまりいいイメージのないBabaの形をしたスポンジにチーズをかけたものも。
これは本物のBabaと違って美味しかったです(笑)
この素晴らしい料理を食べるためにここに来れたんだと考えられるほど素敵なランチタイムを堪能しました。

ランチ後はポンペイ遺跡へ。
ガイドさんも専門になさっていて、でも久々に来たとのことで私達以上に興奮して写真をパシャパシャ(笑)。
予想以上に広大な敷地で、色々説明もしてくださったのでかなり感動しました。
お天気は曇り空だったので、日陰の少ないポンペイ遺跡観光日和だったかもしれません♪
帰りはツアー客と同じ出口にでて、ナポリへ。
帰りは早くて30分しかかかりませんでした。

ナポリ着後は、スフォリアテッラというナポリ伝統菓子がナポリ一美味しい!!といわれているお店に連れて行っていただきました!
出来立てが買えたのですが、ミシュランランチでお腹いっぱいでテイクアウトでしたが…。
その後、旧市街を目指してバスを乗り継ぎ乗り継ぎ、途中雨が降ったり、
日本人が珍しいのかジロジロ見られて怖い思いもしながらようやくジェンナーロの祭壇があるドゥオモへ。
そのままスカッパナポリ→ピザが美味しい通りを抜け→Gay Odenというチョコレートやさんのジェラートを食し→歩いてホテルへ。

道中にはお土産やさんもたくさんあり、お守りとされている唐辛子をモチーフにしたものが多く見られました。
ホテルで休憩後、フニコラーレというケーブルカーに乗ってサンマルティーノの丘へ。
小高いのでナポリの街が一望できました。お勧めされたTrianonというピザやさんに行こうと思いましたが、
人が少なそうだったので断念(日本人的発想ですねw)。
なので昨晩いけなかったBrandiというマルゲリータピッツァ発祥店へ。
ピザだけでなく魚介パスタも美味しく、モッツァレラのフリットも美味。やはり南部は魚介が美味しいです!

■ 6日目(ナポリ→フィレンツェ:アンバシャトーリ
8:00にロビーでガイドと待ち合わせ。
今日は晴れていて、朝食も眺めが最高。
オープンテラスで、昨日のスフォリアテッラとホテルのスフォリアテッラを食べ比べ♪パイ生地とクッキー生地の2種類あってどちらもリコッタチーズが甘すぎず絶品!
3つも完食w

ロビーからタクシーで駅まで11ユーロ。始めは少々ぼったくられそうでしたが、ガイドさんが凌いでくれました。
ナポリで一人でタクシーは乗らないほうがよさそうです。。。

今日はナポリ→ローマ→フィレンツェへ移動。またAltaVelocitaで毎回遅れなくて助かります!
実は法律で20分以上遅れると払い戻しが義務化されているらしく、なるほどと思いました。
ホテルまでは、ガイドなしだったのでトランクガラガラ心配だなーと思っていましたが、駅前も駅前!徒歩30秒くらいで迷いようがありませんでした。
アメリカンスタイルのデザイナーズホテルといった印象。フロントの対応もよかったです。
お部屋がまたコーナールームで特別広く、ベットもセミダブル×2のツインで快適!

フィレンツェは実は私が昔留学していた場所なんです。
1日フリーだったので、イタリア初めての旦那様に見所をチョイスしたオリジナルツアーをプランニング♪
映画の舞台にもなったドゥオモ頂上からの眺めは圧巻なので必須。
あとはポンテヴェッキオ、ブランド街、ウッフィーツィ美術館、シニョーリア広場、ストロッツィ宮など。
旅行会社にでもなったかのように効率的な回り方を電車内で何度も考えていました。

着いたのがもう昼だったので、まずはランチから!
大学時代の友人がフィレンツェに留学中なので、お勧めをきいてMangiaFuocoというお洒落なお店へ。
その前にふらふらしていると友人お勧めのランプレドットの屋台を発見!!
もともとトリッパが好物の私にはぴったりの内臓系伝統料理。
これがまた美味しかったぁぁ!!
塩とレモンとバジル?の味付けなのですが、パンに挟んでサンドイッチでいただきました。
二人で1つ食べた後に、例のお店へ。
こじんまりと可愛いお店で、日本語メニューもあったり日本人観光客も多かったです。
久々にクリーム系パスタが食べたいという要望で頼んだ白トリュフパスタは絶品でした。
ワインも豊富なのでお酒好きにはたまらない穴場スポットだと思います。

ドゥオモは先程列を成していましたが、ランチ後もやはり長蛇の列!
上のほうはクーポラ部分なので狭くなっていることもあり、人数を制限しながら誘導している模様。
優先順位を考えプランニングしたものの予想外に何時間か待ってしまいましたが、なんとか頂上へ!

ドゥオーモの屋上から

いやぁ~こんな日が来るとは!!
やはりその景色は最高で、主人も感動してくれました!
そこでとった写真は合成かのように綺麗でした~。

その後、ウッフィーツィに再挑戦するも予約をしてなかったこともあって断念…
美術好きなのは私の方なので、仕方なくカット。
ポンテベッキオみて、アルノ川沿いでゆっくりし、ふと思いついて留学時代にホームステイしていた友人にTEL。
たまたま近くにいたようで、まさかの再会も果たせました!!ベイビーも可愛かったなぁ。

ブランド街でお土産買いつつ、サンタマリアノヴェッラ薬局へ。

サンタマリアノヴェッラ薬局

両親のお土産に香水やクリームを購入しました。
一度荷物をおいて、夜は留学している友人と、ゼミの恩師とディナー。
たまたまとはいえ、イタリアでまさかの再会を果たせるとは思ってもいないくらいの幸運でした!
恩師お勧めのBisteccaが美味しいお店に連れて行っていただき、素敵な夜をすごすことができましたぁ~♪

ビステッカの美味しいレストラン

卒業して何年もたってもこうしてあっていただける関係に感謝です。
実はこちらの恩師は私達の披露宴にご招待させていただいたのですが、ちょうどイタリアに1年間研究でいっているとのことで欠席のご連絡を頂いていたのですが、
ハネムーンをイタリアに決めていた私は、イタリアでの再会が実現したのです!
素敵な巡り合せで旦那様も紹介することが出来、とても素敵なディナーとなりました。
レストランの名前は「il francescano」。

フィレンツェ・レストラン・イル・フランチェスカーノ

サンタクローチェ教会の近くにある地元人で賑わう素敵なお店です。
是非皆さんも行ってみてください♪

■ 7日目(フィレンツェ→ヴェネツィア:ホテルプリンチペ)
1日でしたが濃厚な時間をすごしたフィレンツェ。
ワインを飲みすぎていつ寝たかわからないまま起床(笑)急いでシャワーを浴びて、駅へ!
駅までは30秒なのでこういうとき助かります。
遅起きをしたため、朝食は食べられなかったのですが、電車が遅れていたので駅構内のバールでパンと飲み物を購入。
車内で美味しく頂きました♪

電車は、以前まで乗ってきた電車より少し狭いつくりで、トランクが座席の上に入らない
(荷物おき場と天井までの高さが低すぎるため)ので、ドア付近にあるトランク置き場を利用。
ただ、されどイタリア。ここでは厳重な警戒をしないといつトランクを盗まれてしまうか分かりません!
そもそもそのトランク置き場も狭いのでパズルのように押し込んでトランクを収納するような感じでした。
9:30に出発して2時間ちょっとだったのですが、その間は旦那様がずっと荷物確認をしてくれていました~何もなくてよかったです。

11:50、ヴェネツィアに15分遅れで到着。
事前に1番ホームでガイドと待ち合わせと書いてあったので、そこに向かうと、綺麗な小麦色に焼けたガイドさんにすぐ会えました!

ガイドさんはヴェネツィアにほれ込んで15年ほど前から住み付いたというほどのイタリア好き!
やはりその地を愛している人にガイドってしてもらいたいですよね^^

幸運にもヴェネツィア滞在中はずっと快晴で、昼も夜もとても気持ちよくすごすことが出来ました。
移動がすべて船なので、悪天候だと色々他の都市よりも大変かもしれないのでよかったです。

この日は、ただでさえ短い観光時間だったので、まずはヴァポレットの48ore券(48時間乗り放題券、一人30ユーロ、5回以上乗れば元が取れます)を購入。
私は何度か訪れたことがありますが、自由気ままにヴァポレットを乗ったことはなかったのでワクワク♪
Canal Grandeは相変わらず美しかったです。
イタリア全土においていえますが、ヴェネツィアにおいては特に全ての景色が絵になります。
カメラのシャッターを何度押したか分からないくらいです。

ヴェネチア・大運河にて

この地にほれ込んだガイドさんとも色々なお話をさせていただき、それもまた楽しかったです。

ホテルは、駅から徒歩でいける駅前のホテルプリンチペ。
若干名前負けしている?と思ってしまいましたが、古くからある小奇麗なホテルでした。
ロビーも広くて豪華。
ただ、フロントの人はあまり愛想がよくなく、運河沿いの部屋をリクエストすると80ユーロだしてくださいといわれ、
「新婚旅行なんです!」といったら苦笑いされてしまいました…

物価が高いということもあり、また他の都市のホテルが良すぎたこともあり、「いい部屋」というわりにはかなりコンパクトなベットのみのお部屋。
金庫は壊れていて使い物にならなかったので貴重品はいつも通り持ち歩きました。
ま、寝るだけだし仕方ないと割り切り、荷物をおいたらいざメイン広場であるサンマルコ広場へ出陣です!

とその前に、そんなこんなしているうちにお昼の時間。
ガイドさんお勧めのリストランテに行くことに。ヴァポレットでCa'fosscari下船。
ずーーっとまっすぐいくと左手にあるお店です。名前は「4 feri」。

ヴェネチア・レストラン前にて

ガイドさんがヴェネツィアで外食するならここしかしない!と太鼓判を押すほどのお店。
本当は混むのであまり教えたくないくらいだそうw
こじんまりとした地元客で賑わうお店でメニューはたくさんはないですが、その日ごとに採れた魚によってメニューが変わるのだそう。
パスタはボンゴレ以外は2人前からなのでボンゴレと、もう1種類を選ぶことに。
ここで選んだ「タコスミパスタ」が絶品!!でした。

レストランのたこ墨パスタ

イカ墨ではなく?と日本人の誰もが思うと思います。でも「たこ」墨なんです!
といってもでてきたのはフレッシュトマトベースで真っ黒とはいえないけれどしっかり墨も見え隠れするパスタ。
初めてのパスタでしたが、ほんとーーーーーーーーーーに美味しかった!
あまりに美味しくてこのお店が気に入ったので、ヴェネツィアの最後の晩餐もここですることにきめました♪
その場で予約完了~w。
一つ驚いたのは、イタリアのたこはとっても柔らかいんです!
日本の新鮮なたこってプリッとしてるイメージですが、イタリアでは素材そのものが違うのか、飲めるほど柔らかくて甘く、素材本来の味がたまりませんでした><

さて、ランチ後ようやくサンマルコ広場へ。
ガイドさん的には、あまりに人が多すぎるしご飯も高いし美味しくないしこの広場はできればきたくないとのことw
でも旦那様が初めてということもあってしっかり案内してくださいました。
私達も007やツーリストの映画をみてヴェネツィアのイメージは湧いていたので、改めて重ねてみると感動もひとしお!
海外のVIPなスター達もこの地を歩いたと思うとワクワクします。
サンマルコ寺院は外壁工事中で、内部のモザイク画を鑑賞。近くのため息橋も見つつ写真も撮っていただきました。
その後、ランチのお返しにとヨーロッパ最古のカフェである「Caffe Florian」へ。
こちらは古いことでも有名ですがなにしろ高い!
座ってコーヒーを飲むと生演奏なんかついちゃったりして40ユーロしちゃうとか?!
さすがに座っては飲めないですが、ガイドさんが立ち飲みで1杯ずつおごってくださいました^^
主人はこのあとお土産にここのコーヒー粉を購入。いい思い出になりました。

気付けばゴンドラの約束時間。乗り場に向かうと信じられないほどの人だかりが。。。
団体ツアーの人たちがいたり予約済なのになかなか乗せてくれなさそうだったので、ガイドさんの計らいで少々離れた別の場所で乗ろうということになり移動。
少し歩くと今度はだーれもいない穴場的なゴンドラ乗り場を街中で発見!
待ち時間なしで乗ることが出来ました。
ガイドさんとはここでお別れ。短い時間でしたが、次の日のフリータイムで行きたかった離島のお勧め情報も聞けましたし、充実した観光でした。

さてさて、ここからは30分間の至福のゴンドラタイム♪
あまりに乗り心地がよすぎて「このまま日本に帰りたい」とおもってしまうほどw!
canzoneは生演奏(アコーディオン)も入るので300ユーロプラスなので諦めましたが、この景色と心地よさを最愛の人と過ごせる時間がなによりも幸せでした。

ゴンドラは絶対お勧めですよ~!

ちょうどリアルト橋をくぐったり、ゴンドリエーレと話したり写真をとったり、テレビの「イタリア紀行」にもでてきそうな映像もとることができました。
ちなみにゴンドラは1台4000ユーロもするそう!日本円だと52万円以上ですね…

極上のゴンドラタイムの後は、これまた行きたかった島、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島へ。
この島は本島から一番近いといってもいいくらいで5分もあればつく島です。
そこの島にあるサン・ジョルジョ・マッジョーレ寺院の中の祭壇画であるティントレットの「最後の晩餐」
。 この祭壇画は実は私の卒業論文のテーマなのです。この作品を大学時代に何回か訪れ、どれほど感動したことか。
この作品をまさか旦那様と鑑賞する日がくるなんて。
そんな夢がここで叶いました。
あまりに感動して作品の薀蓄を話したりしながら、気付けば休憩も兼ねてじっくり30分ほど見入っていました。

この島は観光客にはあまり知られていませんが、寺院の隣に鐘楼があり、
その展望台にエレベーターで昇ることが出来てそこからの景色がまた最高です。 サンマルコ寺院を上から眺められますし他の島も見渡すことが出来るのでこちらも私のお気に入りの場所です。
サンマルコ寺院をバックに写真もとることができました♪

その後は本島に戻り、ぷらぷら地図も見ずにホテルに向かって歩きました。
ガイドさんのお勧めで、色々迷っていると意外にいいお店をみつけたり発見があるそうです。
確かに民家もあれば小さいお店もいくつかあったり街散策は面白かったです。
アカデミア橋を渡り、最後はヴァポレットに乗って夕日を眺めながらホテルへ無事帰館。
石畳ということと迷いながらかなり歩いたこともあって1時間ほど休憩後、いざ夕飯へお店探し~!

結構暗くなり、遅い時間だったのでヴァポレットは乗らずに徒歩で探すことに。
昼間と同じ調子で路地に入ってみると本当に真っ暗で迷ってしまい、戻ることも困難な状況に…
少しあわてましたが土地勘のいい主人に助けられ、どうにかcanalにでることができました。
やはり運河沿いのお店に一度は入りたかったので、呼び込みのすごいおじさんに導かれ、リストランテへ。
Ortaのグリルとイカ墨パスタ(今度こそイカw)、プロセッコをオーダー。
Canal沿いでランプも灯っており、雰囲気は最高^-
^ 向こう岸には抱き合うカップルも多かったです。なんだかイタリア堪能って感じでした!
お味はやはりお昼には負けますしお高いのは運河沿いだからでしょうか。

雰囲気を堪能して食事自体は軽めに。その後まだ食べられそうだったので、ホテル目の前のピザやさんへ…
実は、よくみるとそのピザやさんは私がヴェネツィアにイタリア人の友人達と集ったことのある、かつてのピザやさんだったのです!
まさかの偶然に驚き感動を覚えつつ、本日も充実した1日だったのでした。

■8日目 (ヴェネツィア:ホテルプリンチペ)
ゆっくり寝て朝ごはんへ。
1階の眩しい朝日が差し込む大部屋で、メニューは簡素なパン・ヨーグルト・フルーツなど。
エスプレッソマシーンがありカプチーノな朝にしました。
イタリアに来てからカプチーノに嵌ってしまいそうです^^
日本人団体ツアーも使用するほどのホテルだったので、朝ごはんにも日本人カップルがちらほら。皆新婚さんだったのかもしれません♪

今日のテーマは島巡り~! 昨日、ガイドさんより島のお勧めを聞いておいたので、計画はばっちりです♪
ブラーノ島、トルチェッロ島、ムラーノ島をまわりました♪

まずはブラーノ島。
これはテレビでも最近よく特集されているので気になっていた島の一つです。
実際いってみるとテレビ以上にカラフルで綺麗で可愛い島でした!!

ブラーノ島の風景

家の一つ一つがいろんな色に塗られており、カラフルで見るも鮮やかな明るい雰囲気の島です。
ここには日本人も何人かみかけました。カラフルな家ともう一つ、この島ではレース職人が有名とのこと。
ここの島で修行したレース職人達がヨーロッパ中に羽ばたいていくんだそうです!
全然知らなかったので驚きましたが、確かにレースのお店が建ち並んでおりました。
せっかくだったのでテーブルクロス用に両家とあわせて3枚購入しました。
刺繍はすべてハンドメイドとは思えないほどの素敵なデザインです!

ブラーノ島のカラフルな家

次はトルチェッロ島へ。
こちらはガイドさんの一押しの島で、ヴェネツィア最古の島だそうです。
今は特に観光地的なものは何もないのですが、広いお庭がついていて静かで素敵なリストランテがあるとのことで、そちらでランチをすることにしました^^
島に到着すると観光客はあまりおらず(日本人は皆無)、本当に静かでこじんまりした島でした。

一本道をまーーっすぐ進むと橋の手前左手に「Seicento'600」を発見!
ひろーーーーーーーーいお庭がついていて、お店自体も広く、なんせ人がいないので気持ちいい~^^

トルチェッロ島のレストラン

サンマルコ広場と比べると信じられないくらい雰囲気が違います。
庭にも席があって、こちらの席はBar専用とのこと。
まずは店内で食事をしてDolceタイムで庭へ移動してもよいとのこと。

天気もよくて気持ちよかったので、まずはプロセッコ、彼はイタリアの地ビールをグイッと。
美味しい~~!!
パッパルデッレ(ポルチーニ茸ラグーソース)、フィッシュミックスフライ、生ハムメロンをオーダー。
こんな大きなお庭をバックに生ハムメロンなんてどこの富豪かと思うほどの贅沢な時間でした。
ミックスフライはガイドさんお勧めだったのですが、素材の鮮度がわかるほど味がよく、レモンと塩だけで十分美味しかったです。
Bar席へ移動しようか悩むも、店内でゆっくり時間をすごしてお会計を済ませ、島の奥に当たる橋の先も少し散策。
のどかで暖かくてのんびりできたので、ヴァポレットの待ち時間で少々仮眠。。。
離島なのでヴァポレットの来る回数も少ないのですが、皆楽しくおしゃべりしたり読書したり各々の時間をすごしていて
こういう時間って、人生に必要なゆったりした時間だなと気付かされました。

帰りのヴァポレットはムラーノ島経由だったので、予定はしていなかったのですが急遽せっかくなのでムラーノ島にも下船。
ムラーノ島は、私が小さい頃に家族で来た思い出があり、ヴェネツィアンガラスの工房で馬の置物を目の前で作ってもらったのが懐かしい場所です。
島に着くと、当時行ったと思われる工房も覗くことが出来、なんだかほっこりした気持ちになれました。
奥に進むと、お土産やさんがずらーーーっと並んだ通りがあって買い物欲が…。
いくつかお店をみて値段が手ごろでデザインが素敵なものがほしいと物色し、お客様用も含めて箸置きを購入。
友達にネックレスのチャームも買えました。

やっぱり手作りなので一つ一つデザインが違うし、色が綺麗で、見ていて飽きません!
箸置きは探すのに苦労しましたが、お店の人に聞くと、やはり日本人はネックレスやキーホルダーなど小さいお土産を好むので、こちらのお店のような花瓶など大きなものを求めて来店はしないそう。
ムラーノ島は夕日が綺麗ですごしやすいという島の魅力の話もしてくださいました。

ムラーノ島の後は本島へ。
やはり離島に比べると人人人人ーーーーでいっぱいでした。
サンマルコ付近のお土産やさんではベネツィアンガラスがとても高く売っており、ちょっとにんまりしましたw
その後は、ティントレットの絵画があるサンロッコ教会に行きたかったのですが、ぎりぎり時間が間に合わず断念。
外観だけでも見れたのでよしとしますw 

その後ゆったり歩いてホテルに戻り、荷物を置いて一休みし、予約していた4ferriへ。
ヴァポレットを乗り継ぐのに少々手惑いましたが、綺麗な夕日や、まっかっかな満月を見れたので素敵な夜をすごすことができました。
予約の8:00すぎにぎりぎり到着すると、お店は既に満席!さすが人気店。
追い返される人も何組もみました。
おそるおそる「Sono Yoshiko!」と叫ぶと、窓際の個室っぽいいい席をキープしており、すぐに案内されました♪

アンティパストにミストペッシェ、Vino Rosso、ラビオリ、Cozze pasta、spadaを頼むも売り切れなのでCoda di rossoをオーダー。
パスタはすべて2人分ずつなのですが最後の晩餐ですし美味しいので欲張って2人で4人分を平らげました!!!!!!!!!w

ラビオリは私的にはこってりしすぎて×でしたが、Cozze pastaは美味!

レストランのムール貝のパスタ

でもやはり昨日のランチで食べたタコスミパスタが一番美味しかったので、また来るときは必ずオーダーしたいと思います。
デザートも自家製パンナコッタをいただき、もうお腹イーーーーっパイ。
旅の締めくくりとして、この旅行で一番美味しかった料理、景観、ホテル、都市などをランキングでお互いにだして楽しく旅の思い出を振り返っていました。

帰りのヴァポレットでは夜遅くとは思えないほどのたくさんの人が乗っていましたが無事にホテルまで帰ってくることができました♪

■9日目(ヴェネツィア→ローマ→成田)
ぎりぎりまで寝てチェックアウト。
待ち合わせのローマ広場まではヴァポレットで1駅。
トランクをガラガラ押しての移動なので少々不安でしたが、待ち合わせ時間ちょうどにドライバーさん到着。
最後の最後まで「ガイドやドライバーに会えなかったらどうしよう?」など不安がつきまといましたが、今回も問題なく、空港までたどり着くことが出来ました。

空港で買い足りないお土産を買いあさり、ユーロを使い切って搭乗。
ローマの乗り継ぎもあったのでうまく帳尻あわせをするのを楽しみつつたくさん買い物を楽しめました♪

帰りもweb上で事前チェックインをしていたので安心して手続きできました。
免税手続きのみチェックイン後一度、トランクをもってカウンターに行ってスタンプを押してもらわなければならず少々戸惑いましたが、
再度トランクをチェックインカウンターに戻し、成田空港で免税分を返金していただくことができました。

免税の紙(会社によって紙が違うようです)によっては成田空港ではできない可能性もあるのである意味ラッキーだったのかもしれません。
ちなみにローマでは、返金はその場では出来ず口座番号を書いた書類を投函し、後日振り込まれるシステムだそうです。
口座番号を書くのがセキュリティー面で不安だったので、成田空港での手続きにしたのですが、今後はその都度確認したほうがよさそうです。
なんせイタリアですからいつ制度が変わるかわかりませんから…

■最後に
今回は、10日間でローマ、ナポリ、アマルフィ、ソレント、ポジターノ、ポンペイ、フィレンツェ、ヴェネツィアという8都市を回るというタイトなスケジュールですが、
1都市に2泊できるように(フィレンツェのみ1泊でしたが)組んでいただき、ゆったりたっぷり旅を堪能することができました。

行きたい都市がたくさんあり、ハネムーンだけにどれも妥協したくなかったのでご無理をいってしまったことも多々ありましたが、すべての条件を盛り込んでいただき、イタリアンエクスプレスの中田さまにはとても感謝しております。
メールだけでは不安ということもお伝えすると電話もしてくださり、安心しました。
今度イタリアで機会がございましたらお目にかかり直接お礼をいいたいと思うほどです。

ローマ以南は初めての私、イタリア自体初めての主人。
二人とも楽しめる本当に本当に素敵な旅行になりました。これは一生の思い出です。やはり妥協しなくて良かったです!

またカプリ島リベンジのために、カプリ島宿泊予定で旅程を組みたいと考えております。
イタリアは、国民性が好きということが大きかったのですが、今回の旅行で改めて南部は特にご飯が美味しいと実感しました。
やはりこれは素材の問題であり、いくらイタリアで修行した料理人がいたとしても日本では同じ味を再現するのは不可能なのだと思います。

この素晴らしい国、イタリアにまだ行かれたことのない方には是非いますぐにでも行っていただきたいです。
そしてその国にいった方にしかわからないこの気持ちを共感していただければと思います。

イタリア好きになって早10年余り。まだまだいったことのない都市もたくさんありますしいきたい場所もいっぱいあります。
今後一生かけてでも回れる地は自分の足で歩いて見て回って、その魅力を味わいたい、そう思わせてくれるような国です。

イタリアエクスプレスは、大手旅行会社にはないフレキシブルさで、それぞれのニーズに合わせたプランニングをして下さいます。
コーディネーターさんの苦労こそ計り知れないですが、ここまで親身になって話を聞いてくださる会社は他にありませんでした。

ビジネスライクというよりももはや友人、いえ親類、家族のような親切な対応を受けたように感じます。
これからイタリア旅行を考えている皆様へ、ツアーでは味わえない極上の時間をご希望の方は是非イタリアエクスプレスにお問い合わせしてみてください。
きっと素敵なプランを提案してくださるはずですよ。

条件が色々限られているにも関わらず、プランニングしてくださり本当にありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。